私にもできるゴミ削減~①ゴミを減らす理由~

2021年4月2日

皆さんは1週間にどの位のゴミを出していますか?

我が家は家族4人で幼児が2人います。週2日「燃やすゴミ」の日があり、出すゴミの量は30リットル袋が4つです。

内訳は紙おむつと外装プラスチックが多いです。生ごみはコンポストにほとんど入れ、リサイクルできる資源ごみを分けた結果が30リットル袋4つ。でもまだ減らせる余地が大いにあります。

もう少しで子供が紙おむつを卒業できそうなので、まずそれで半分は減らせそうです。

さらにプラスチック外装なしか少ない商品を買うことを心掛ければ、もう少し減らせる気がします。

一度ゴミが減り始めると快感になり、あとは如何に減らすかゲーム感覚で楽しめるようになりました。

でもどうしてゴミを減らす必要があるのでしょう?考えてみたことはありますか?

日本の主なごみ処理方法は「焼却」です。燃やせば熱と煙と灰ができます。

日本ではこの焼却した時にでる熱を「サーマルリサイクル」という名で発電などにリサイクルしていると言っていますが、海外では「熱回収」という認識でリサイクルとは見なしていないそうです。(参考:『プラスチック・フリー生活』NHK出版) ゴミを燃やした「おまけ」なので、持続可能なエネルギーではなさそうですね。むしろ燃やすこと自体に大きなエネルギーが使われています。

煙はよく知られているように「温室効果ガス」が含まれ、地球温暖化の一因になります。燃やし方によっては大気汚染の原因にもなりますね。

また、燃やしてしまえば全て無くなるような気がしますが「灰」が残るので、その「灰」を埋め立てる土地が必要になります。ゴミを埋め立てる最終処分場は残り20年ほどで限界がくるそうです。もう時間がありません。

この辺のことに関しては、お笑い芸人でもある滝沢秀一さんの「ゴミ清掃員の日常」(私が読んだのはミライ編)にマンガで分かりやすく書いてあるので、ご興味のある方は読んでみてください。

大まかにいうと以上のような理由で、ゴミを削減していこう!と私は意気込んでいるのです☆

日本のリサイクルにもまだまだ問題や課題がありますが、まずできることからコツコツと!です。ゴミ箱に入れようとしていた紙を資源ごみに出してみましょう。

後の記事で『ゼロ・ウェイスト』について取り上げる予定です。日本ではあまり浸透していませんが、海外でこの『ゼロ・ウェイスト』の動きを加速させたベア・ジョンソンさんも1人1人の関心や行動が大切だと著書で述べていました。ゴミを0にすることは超難題ですが、少しでも近づくよう意識するだけで変化が起こるはずです。

あなたも2021年は自分の中に小さな革命を起こしてみませんか。ゴミ問題への取り組みから新しい世界が見えてくるかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。