オーガニック(有機栽培)について考えてみた
『オーガニック』や『有機栽培』という言葉を聞いて何をイメージしますか?
『持続可能な社会』とはかけ離れた生活をしていた以前の私は、「なんか体に良さそう」とか「カリフォルニアのおしゃれなセレブが関心もってそう」という浅はかなイメージしか浮かびませんでした。最近『オーガニック』とか『有機栽培』とか書いてある商品が増えているけど、どうしてこんなに関心が集まっているのだろう?と不思議に思っていたくらいです。そのくらいの無関心さ。
しかし前回の記事で書いた『エシカル消費』を知ってから、自分でもできるだけ『オーガニック』商品を選ぶようになりました。(前回の記事→「エシカル消費ってなんだろう?」https://ibarakinoko.com/post-220/)
それはなぜか?
ご存じの方も多いと思いますが、『オーガニック(有機)』とは「自然に寄り添った生産物や加工品」をさしており、農産物なら化学肥料や農薬を使わず一定の基準を満たし作られた物が『オーガニック(有機栽培)』と言われます。
つまり『オーガニック』は人体にも環境にも優しいってことですね。
きれいで大きく強い野菜を作ろうと人類が求めた結果、農薬が土壌を汚染してしまったり、人体に毒となったりとデメリットが分かってきました。
また最近読んだ『脳と森から学ぶ日本の未来』(稲本正・著)という本の中で「ミツバチ」と農薬について知りました。現在ミツバチが減少していっているそうですが、その一因に農薬に含まれる神経毒の影響があるそうです。
「ミツバチ」と言えば、蜜を集める時に体に付けた花粉で植物の受粉を助けてくれる益虫。「ミツバチ」がいなくなると食料生産の3分の1ほどが減ってしまうとか。人間だけでなく、様々な生き物がミツバチの恩恵を受けています。人間の作った農薬が地球の生態系に及ぼす影響はこんな所にも出ているのですね。
有機栽培は時間と手間が掛かり大変だと聞きます。私が買う食品や衣料などのうち、いくつかを『オーガニック(有機栽培)』の物にすることによって、もっと『オーガニック』な商品が増えていくよう生産している方々を応援していきたいです。
目先の利益に捕らわれて、裏側で起こっていることに気付かずに生きてきましたが、これからは学び、考え、少しでも行動していく事で私達を生かしてくれている地球に優しくしていければと思います。
それは最初から大きな事をするのではなく、日常の小さな事からでもできるはず!!
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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