納豆とテンペ
皆様は『納豆』がお好きですか?やっぱり茨城といえば『納豆』ですよね~。
私は茨城県で生まれ育ちました。でも『納豆』が苦手です…。すみません。臭いも粘りも味もすべてが苦手です。
小さな頃は食べていましたが、小学生くらいから何故か苦手意識ができて食べなくなりました。
それでも妊娠すると、出産間近に「納豆を食べてみよう!」とやる気がでました。1人目の時も2人目の時もです。
それは子供に親が好き嫌いしている姿を見せて、子供の食の可能性を狭めたくないとの気持ちからです。
その為に食べやすそうな『納豆』を慎重に選び、食べてみる。もちろん、糸引くのが苦手なのでたれをかけても混ぜずにそーっと口に入れます。
思ったより臭いや糸引きは気になりませんでしたが、大豆だけの味とも違う納豆特有の味(香り?)が私にはしっくりと来ませんでした。特別おいしいとは感じられず、食べ続けることはできませんでした。
家族はどうかというと、夫は『納豆』を食べられる人ですが頻繁に食べたいという程ではないそうです。子供たちも保育施設の給食では食べていますが、家でも食べたいとまでいかない為、私も積極的に食べさせる事はしていません。
茨城に住んでいながら『納豆』に消極的な一家…。
そんな『納豆』に馴染めない私ですが、最近インドネシア発祥の大豆発酵食品『テンペ』を食べてみました。『テンペ』自体は数年前から知っていましたが、食べたことはありませんでした。
『納豆』が苦手なので、大豆の発酵食品である『テンペ』にもちょっと懐疑的になっていたのですが、植物性たんぱく質を摂取するためにも食べてみようと思ったのです。
『テンペ』は『納豆』のように大豆などの豆を菌の力で発酵させた食品ですが、見た目は豆の粒粒が白い菌糸で固められた固体です。臭いや粘りはほとんどなく、冷蔵や冷凍で保管し、生食はできません。
未知の食べ物ゆえ調理法を調べていると、テンペも好き嫌いが分かれていて調理法を色々工夫している方がいました。納豆ほど臭いや粘りがないとしても、何かクセがあるのかな?と少し不安になる私。
結局、サクッとあげると美味しく食べられそうなことが分かったので、細長くカットして合いそうなココナッツオイルで揚げ焼きにしてみることに。ついでにバーベキューソースとか添えてみようかな♪
こんがりときつね色になった『テンペ』に自作のバーベキューソースを付けていざ試食。
美味しい~!!バーベキューソースがなくても美味しい。
味はきなこや節分豆のような大豆そのものの味だなと感じました。食感は少し固めで、お豆の粒つぶ感を感じられます。臭いもなく、私は好きです。
調べたところによると、たんぱく質だけでなく食物繊維やビタミン、ミネラルなども含まれていて低カロリーな割に栄養があるそう。さらに消化吸収しやすいのだとか。
美容や生活習慣病の予防、がん予防にも効果が期待されているようです。
私の食生活に『テンペ』も加えてみようと思いました。以前は近所のスーパーでも取り扱いがあったのですが、需要がないのか今では見かけないように。今回は職場の近くのヴィーガン食料品店で入手しました。
さらに調べると手作りもできるようなので、さっそくネットで「テンペ菌」を発注。届いたら試作してみようと思います。
『テンペ』作りのノウハウが分かったら、茨城県は関東で大豆の作付面積が1位らしいので『茨城産テンペ』をこのブログとのコラボで作ってみたいですよね♪
その時の商品名はやっぱり『テンペだっぺ!』で決まりでしょうね!!
落花生なんかも『テンペ』にできるそうなので、本当に茨城県に持ってこいの食品。『納豆』と一緒に『テンペ』でも茨城県を盛り上げていけるのではないでしょうか。植物性の肉代替品が注目を集めてますしね。
よし、野菜と大豆製品で茨城県の魅力度をもっと引き上げるぞ!!
1人で熱くなってしまいましたが、協力して下さる企業の方を探さねば。他の菌をダメにしてしまうといけないので、お豆腐屋さんとかがよさそうですね。
という訳でこんな展開になりましたが、今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
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