とにかくコンポストが楽しすぎる!①~熱い想い編~

立夏を過ぎ、気温の高い日も増えてきましたが、如何お過ごしでしょうか。

夏野菜の植え付けシーズンでもあり、家庭菜園が好きな方には忙しい時期ですね。

私は数年前から生ごみをコンポストで堆肥に変え、それを肥料に野菜や果物、花を栽培しています。

『LFCコンポスト』(https://lfc-compost.jp/)という、生ごみ処理に特化したバッグ型のコンポストに約2か月間生ごみを入れて混ぜ、約1か月ほど熟成させれば出来上がり。

主にやることが、「生ごみ投入」と「混ぜる」、時々「水を足す」くらいなので負担にならずに続けられています。恐らく、これまで300~400kg位の生ごみを焼却せず、堆肥に変えたのではないでしょうか。

コンポストを始めたきっかけは「子供たちが生きていく、この先の未来をマシなものにしたい。何か自分にもできないか?」という思いからでした。

コンポストを始めて間もないころに書いたブログ記事があります↓ 良かったら読んでみてください。
「コンポストで生ごみを減らしてみる①~はじめの一歩編~」(https://ibarakinoko.com/post-42/

最初は環境負荷を減らすことが目的でしたが、コンポストはやればやるほど奥が深い…。気付けばコンポスト沼にすっかりハマって今では生活の一部?いや、それ以上です。

何がそんなに面白いのか…?

私が最も好きな点は『微生物や自然と繋がれる』というところです。

「コンポスト」というのは概ね、生ごみや枯草・落ち葉などの有機物(炭素を含んでいる物)を微生物(菌や虫など)が食べてどんどん小さく分解しながら、やがて栄養のある土「堆肥」に変えていくというもの。

この様な営みは、その辺の森林や畑など自然界ではごく自然に行われている事ですが、微生物が分解するには多くの時間が掛かります。「土の層が1㎝ができるのに100年かかる」と聞いたことも。

一方「コンポスト」は、混ぜたり、水分を調整したり、人間が手を入れることで分解スピードを上げるので、出来た堆肥で野菜を育てて食べるといった循環を生み出すことができます。(数か月で堆肥が完成)

つまりコンポストの中には、実は『小さな大自然』が詰まっているのです。

コンポストを始めてから、田舎育ちの私でさえ自然との繋がりが希薄になっていたことに気付かされました。
比較的自然の多い地域に居てもそうなのだから、都市部ではそれ以上ですよね?

私が愛用する『LFCコンポスト』は、空気中や生ごみに付着したものなど自然に微生物が入り、バッグの中で増えていきます。カビなどの酸素を必要とする菌(好気性細菌)が主なので、嫌な臭いもほぼありません。

この微生物たちは余り肉眼で捉えることは出来ませんが、形が見えなくなっていく生ごみやコンポストから立ち上る湯気などで働きを実感することができます。

そう、まるで「微生物のお世話をしているよう」なのです。

この微生物の話は長くなるので、次回に持ち越しますね。楽しいので、そちらもぜひ読んで頂きたいです。

コンポスト愛を語りだすと止まらなくなってしまう!

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。