和綿を育てたい!~その4 蕾から綿へ~

2022年10月10日

9月に入り徐々に秋らしくなってきましたね。如何お過ごしでしょうか?

久しぶりの更新ですが、我が家の和綿は着実に成長中です!

前回はまだ葉のみの和綿でしたが…(前回の記事→「その3 成長中」https://ibarakinoko.com/post-768/

その後、葉が合掌しているように合わさっていたところには花が咲きました!

花びらはクリーム色、中心がえんじ色の上品な花で、「こんな素敵な花が咲くのか~」と感動しました。

今回植えた和綿は茶色い綿の種だったのですが、白い綿でもお花の色は同じみたいです。

お花の後はいよいよ実が付き始めました。

写真中央にある緑色の実が見えますでしょうか?葉に囲まれ、張りのある皮に包まれたぷっくりした実。

この頃には木も60cmくらいに伸びたので、摘心して横に枝を伸ばすようにしました。こうすると綿の収量が増えるみたいです。

下の方から順番に花が咲き、実になっていきます。我が家の庭は風が強いので、背が高くなった和綿は風に煽られ大きくユラユラ。せっかくなった実を綿にするため、支柱を補強して台風にも備えました。

やがて実が弾けると、遂にお待ちかねの綿が姿を見せました!!

龍ヶ崎木綿を見に行った時は11月に綿がなっていたので、まだまだ実は弾けないと完全に油断していました。最初の綿は弾けていることに気が付かず、モコモコな毛虫の抜け殻が落ちてるのかと思いました…。思わず庭に投げてしまったのですが、後から気付き急いで回収。その後はできるだけ土に落とさないように採取を心がけています。

採取後の綿はカゴに入れて乾燥させます。するとフワッフワに。いつまでも触っていられる気持ちよさ。

採取後の綿を今後どのようにするか考え、まず種を分離して来年もっと多くの木綿を育てるというのは決めました。

綿の方は色々と調べて、まずは糸を紡いでみたいと思っています。不器用な私にできるかしら?

まだまだ収穫は始まったばかりなので、初年度はどのくらい採取できるか楽しみです。

皆様も来年は木綿栽培いかがでしょう?

最後までお読みいただきありがとうございます。