手ぬぐいってすごい!

2022年9月11日

外に出ると汗が噴き出てくる暑い夏、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は夏野菜の収穫真っ盛りでして、毎週どっさりとキュウリやナス、トマト、ピーマンが採れることに幸せを感じております。

そして畑仕事に追われる日々…。暑くても週に1回は畑に行かないと、キュウリが大きくなりすぎて消費が追い付かなくなるという忙しさです。人生でキュウリに振り回される時が来るなんて、子供の私には予想できなかった現実がここにはあります。

熱中症にならないようにあれこれと対策して何とか作業し、大量の汗をかいて帰宅。

お風呂場で服ごとシャワーを浴びて、洗濯しつつ汗を流しております。

さっぱりした後に登場するは、フワフワのバスタオルではなくサラサラの『手ぬぐい』です!

もう1年以上前に家族で私だけバスタオルから『手ぬぐい』に切り替えました。

バスタオルは洗濯するにも、収納するにも場所とエネルギーが要ると思ったので、最初はフェイスタオルに切り替えて、十分に全身が拭けることを確信しました。

その後、手ぬぐいタオルというのを頂いたので使用してみて、「やっぱ『手ぬぐい』っていいな♪」と感じたのでした。

『手ぬぐい』というと、どうしても古めかしい印象がありました。寝たきりの曾祖母の清拭に使っているのや、時代劇で剣術の稽古の後に体を清めるシーンを子供の時に見たからかもしれません。

しかし、使ってみると『手ぬぐい』は様々なポテンシャルを秘めた日用品だということが分かります!

やっぱり昔からあるものは凄かった!!!

まず、色々な用途に使用できること。

シンプルな木綿の布なので、体だけではなく色々使えます。頭や首に巻けば日よけや汗除けにもなりますし、さらしや布巾の代わりに料理に使うこともできます。

色々と使えるので、防災リュックに入れておくといいそう。けがをした時に裂いて包帯の代わりにもできます。

薄くて軽いので持ち歩く時に便利ですよね。温泉に行く時にタオルみたいにかさばらないので荷物がコンパクトになるのは嬉しい♪

更に魅力として伝えたいのは、乾きの良さ。

薄いので濡れてもすぐ乾く、というのは想像に難くないと思います。でも、私が最も日本人の知恵に感動した点は「縫い方」にあります。

『手ぬぐい』には、「切りっぱなし」と端が折り返して「縫われている」タイプがあります。

解れちゃいそうだから「縫われている」方がいい、と思ってしまいますが実は「切りっぱなし」にはそれ相応の理由があるのです。

「切りっぱなし」にしていると水切れが良いため、早く乾燥します。すると雑菌が繁殖しにくい!

だから敢えて「切りっぱなし」にしているのだそう。何て粋なんだ!!!

しかも綿は密に織られているので簡単にボロボロ解れてこない。解れたら、その部分だけ切ればまだ使えるという素敵すぎるアイテム、それが『手ぬぐい』なのです。

魅力をお伝えしたくて長文になってしまいましたが、使っていると何だか昔の日本人と繋がっているようなロマンを私は感じています。

皆様もぜひ試してみてください♪

最後までお読みいただきありがとうございます。