糸を紡ぎたい!~和綿を育てたい!のその後~
今回からまた新たなシリーズをスタートします!
その名も「糸を紡ぎたい!」
昨年、和綿を種から栽培し、秋にほわっほわの綿を収穫しました。
栽培の様子はこちら↓
和綿を育てたい!
~その1 種を蒔く~(https://ibarakinoko.com/post-651/)
~その2 芽が出る~(https://ibarakinoko.com/post-672/)
~その3 成長中~(https://ibarakinoko.com/post-768/)
~その4 蕾から綿へ~(https://ibarakinoko.com/post-786/)
チマチマ更新していたので、まさかの4回シリーズ。良かったら読んでみてください。
そうして収穫した綿がこちら↓
4本の木を育てていたので、これは一部です。
この綿の中に種が入っているので、また来季の栽培用に、種と綿を分離していきます。
綿部分を手でちぎり取ることも可能ですが、意外としっかり種にくっついている為、便利な器械を購入しました。
その名も『綿繰り機』。
原理は簡単。ハンドルを回すと中央の2本のローラーが回転します。ローラーの間に綿を入れて回転させると、ローラーの隙間を通れる綿だけが向こうへと送られ、隙間に入れない大きさの種が手前に落ちます。こうして、簡単に綿と種とを分けることができる素晴らしい器械です。
私が試しにやってみようと準備していると、息子たちが「なにそれ~?」「やりた~い!」と寄ってきました。
一度自分で試してから、息子たちにもやらせることに。交代でやってみると、次男はすぐに満足して遊びに行ってしまいましたが、長男はハマったらしく、暫くお手伝いしてくれました。
収穫後に少しずつ進めればよかったのですが、なかなか手を付けられず今回一気にやったので、結構な労力を使いました。綿繰り機がなかったら大変なことになっていたでしょう…。
ようやく分離が終わりました。
こちらが綿。もっふもふです。
そして種。花1つが3~4つ位に弾けて、そこに繭玉のような綿が1つずつ入っているのですが、種は綿玉1つに対して数個入っているのでたくさん採れます。
またこの種から和綿を育てていきたいと思います。
それでも残るので、油でも搾ってみたいな~なんて漠然と考えています。
かの有名な二宮金次郎が、「夜に書物をよむ為の灯油を得ようと田んぼの畦道に菜種を蒔いて、菜種油を作った」という伝説を聞いて「油絞るってロマンあるなぁ」と憧れている私です。
かつて『タモリ倶楽部』で「自宅で油を搾る」みたいなテーマをやっていて、家庭でも油絞り機を購入すれば油が搾れると知ったので、なんか楽しそうだしいつかやってみたいです。
テーマからずれて私的構想に流れてしまいましたが、今後もまだ「糸を紡ぎたい!」は続きますのでお楽しみに♪
最後までお読みいただきありがとうございます。
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