ヘナで髪を染めてみた!
皆様は「ヘナ」をご存じでしょうか?
今では自然派なヘアカラーとして日本でもかなり認知されているのでは?!と思う「ヘナ」。
一応簡単に説明しておくと、「ヘナ」とはインドや中近東の熱帯地方に多く自生している植物の名前です。
ヘナを粉末にして水で溶いたものを髪や肌に塗ると、色素が残り色が付くので白髪染めやボディペインティングに使われています。
日本では白髪染めのイメージが強いですが、インドでは白髪がない髪にもトリートメントとして使われているそうです。
一般的な化学薬剤のヘアカラーが苦手な方でも、植物性のヘナなら大丈夫という方もいて体や環境にやさしいイメージがありますよね。
30代後半に入り、白髪が数本お目見えし始めたので、ここのところは美容室で髪を切るついでにヘアカラーをして頂いております。
でも化学染料なのが気にかかる…。ヘナとか試してみたいな~と思っていました。
「ヘナ」に関する情報ってネットに結構あるのですが、やっぱりメリット・デメリットがあるので読めば読むほど迷いが出てくる。
基本的なヘナの色はオレンジ色なので、白髪が多いとオレンジが目立ちます。そこでインディゴなど他の染料を混ぜるのですが、混ぜた染料にかぶれる可能性が出たり、暗く染めるとその後トーンアップが出来なくなったり…悩むなぁ…。
あれこれ調べていると、近くに専門の美容室を発見しました!
プロなら色の調合や、明るい部分との境界も上手くぼかしてくれそう。でもカットも込みかぁ…カットはいつもの美容師さんにお願いしたいな…。
そんな時、度々このブログにも登場する畑の友・イバメロンママさん(ブログ⇒https://ibamelonmama.hatenablog.com/)がセルフでヘナ染めをしていると教えてくださいました。
身近に現れた経験者からお話を聞き、遂に私もセルフでヘナ染めに挑戦する覚悟を決めました!!どどーん!!
もう失敗しても自己責任だ!どうにでもなれ!?
「ヘナ」でこんなに悩む人は他にもいるのだろうか…前置きが長すぎてすみません。
ということで、ここからやっと実践。
まず以前は毛先が明るく、根元との差があったのでヘナについて調査している間に美容室でトーンダウンしておきました。
そして約2か月後、ヘナのカラー剤を購入。白髪は少ないけど、暖色系より寒色系が好きなのでオレンジ色ではなく、少し藍色が入った染料にしてみました。
染める前はこんな感じ。少し毛先が明るくなってきてオレンジ色を感じます。
染める前に軽くシャンプーをして、濡れた髪に塗布することにしました。その方がきれいに染まるそう。
取り出したるヘナの粉はこんな感じ。うぐいすきなこに見える。でも草の匂いがする。
ぬるま湯を加えながら混ぜてペーストにします。一般的なヘアカラー剤はクリーム状で、塗りやすいように色々添加されていますが、ヘナは植物の粉を水で練っているだけなので、混ぜる手が重め。ざらついているので上手く塗れるかしら?
説明書にケチャップくらいの粘度になるまでぬるま湯を加えるとあったので、様子をみながら100gの粉にお湯を加えましたが、結局800mlくらい入れた気がします。結構いれた感がある。
さらに塗布中も乾燥してくるので、お湯を追加してのばしながら塗布するそう。
そして、いざ塗布!!
大まかにブロッキングした髪を1cmくらいの厚さですくいながら、根元を中心に塗布しました。
匂いは草の香りで、そんなに強くないし平気でした。
塗っている最中に少しずつ乾燥して固まっていくヘナ、髪が絡まり塗りにくい…。化学染料のカラー剤に慣れていると勝手が違うので苦戦します。
時間はかかったものの、何とか全頭塗り終わりました。手間取り過ぎて最中の写真が撮れてなかった…。
子供のお迎えの時間から逆算して、できる限り長めに放置時間をとり、シャワーキャップで温めながら過ごすこと1時間強。
お、色が青っぽく変化している。さてシャンプーしたらどんな色になっているでしょう?
お湯でヘナをよく洗い流して、シャンプーします。私はここ暫くエティークの固形シャンプーとコンディショナーに落ち着いているので、今回もそれで洗ってみました。
シャンプーの後、きしみを強く感じる方もいるそうですが、私はシャンプー後毎回きしんでいるので「ま、こんなものか。」という感じでした。コンディショナーバーを使えばきしみは取れるので、特に不快ではなかったです。
ただ気が付いたのは、お湯に温められてか塗布中より匂いが強くなってる!
ドライヤーで乾かす最中にもムンムンしていました。封じ込められていたものが洗い流した途端、一気に溢れ出た感じ。
ドライヤー後はこのような落ち着いた色味になりました。青みがかって明るすぎないオレンジ色。
ツヤも出ているし、白髪も染まっているようなので、初回の出来としては満足のいくものでした。
ただ匂いが強い…。この後2日くらいずっと強い草の匂いがつきまとい、そのせいか少し頭痛がしました。
塗る時の大変さは慣れれば何とかなるのだろうか?そして匂いにも慣れる日が来るのだろうか?
その2点が次回もヘナ染めに挑戦するかを迷わせる不安要素です。
ということで、今回はヘナ染めの体験レポートでした。
長文を最後までお読みいただきありがとうございます。
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