小麦を自給できるかな?!~その3 脱穀から洗浄まで~

猛暑日が続いていますが如何お過ごしでしょうか?

数か月前のまだ夏が始まったばかりのころ、小麦を収穫しました。
その時の様子はこちら→「小麦を自給できるかな?!~その2 開花から収穫まで~」(https://ibarakinoko.com/post-1001/

収穫した小麦は、穂のままカゴに広げて数日間乾燥させました。今回はその後の工程です。

まずは脱穀。

本当は外でできると良いのですが、適当な場所がないため室内で細々と行いました。そのため逆に面倒なことになってしまいました。

ひとまず床に汚れても良いよう1畳タイプのゴザを敷き、ボウルを設置。ボウルに穂を適量入れ、空き瓶を使って搗いていきました。

搗くと殻と中身に分かれていきます。下の写真で茶色い粒が中身です。

この作業を繰り返すこと数時間…。子供の昼寝中などを使って、何度かに分けて行いました。

こうして無事に取り出した中身ですが、汚れが気になるので水洗いしました。

水を変えながら数回水洗いし、しっかり水気を切った後、ざるに広げて乾燥させます。

このステンレス製のハンギングタイプのざるは便利。中が2段になっており、ちょっとハーブや野菜を干すのに重宝しております。鳥にも突かれにくいので、外に干すのも安心。

今回はここで力尽きたので、粉に挽くのはまた次回。無駄に引っ張っております…。気が向いたら続きも読んでみてくださいね。

やってみて感じたのは、「栽培は楽だけど、その後の処理に手間がかかる」。でも効率よく出来る方法を探せば、もう少し手軽にできるかもしれないです。体験としては楽しいので、やってみて良かったと思います。

レンタル農園で小麦を育てている人は少ないので、通る方の数人から「何育ててるの?小麦?育てた後どうするの?」とよく声を掛けていただきました。

「どうするかはあんまり決めてないんですけど、どうやって育つのか知りたくて…。」という私のノープランな返答に「そうなんだ、がんばって!」ととりあえず励ましの言葉を掛けて下さいました。

私はそんな菜園コミュニケーションを生んでくれた小麦に感謝しています。畑っていいな♪

ということで、今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございます。