落ち葉・雑草コンポストを作ってみた
暖かくなってきてコンポスト日和になってきましたが、如何お過ごしでしょうか。分解は進んでますか!?
これまで『LFCコンポスト』という製品を使って生ごみを堆肥化することに挑戦してきました。
→「コンポストで生ごみを減らしてみる①~はじめの一歩編~(https://ibarakinoko.com/post-42/)」
「コンポストで生ごみを減らしてみる②~実践編~(https://ibarakinoko.com/post-46/)」
そうしているうちに微生物が土を豊かにして、生物を生かしてくれていることを実感しました。最近では生ごみ堆肥で家庭菜園をして、毎日野菜やお花の様子を見ること、土に触れることが癒しとなっています。
そんな微生物と土に興味津々な私は、庭の草や落ち葉も堆肥化してみたくなり新たなコンポストを作ることにしました。
『LFCコンポスト(https://lfc-compost.jp/)』はトートバッグ型のコンポスターで容量が大きくないので生ごみの堆肥化に特化したものになっています。そこに分解に時間が掛かる草や落ち葉を入れてしまうと、カサが出てバッグがいっぱいになり生ごみを投入できなくなるので入れてはいけません。
でも抜いた草や落ち葉ってゴミ袋に入れると何袋にもなりますよね。それを堆肥化することができればゴミの量も減りますし、土壌を改良するいい素材として使えます。これは試す価値がある!!
そこで落ち葉や草を堆肥化する方法を調べてみました。穴の中や木枠の中に米糠などと層になるよう重ねていき、雨が掛からないようにして放置するやり方が一般的なようです。あとは肥料袋でも作れるとか…。
庭に穴掘れそうな場所はないな…。木枠をDIYする自信もないな…。あっ、深めの木製プランターが使えそうだ。蓋を被せれば雨除けにもなる。コンポスターはそれでいこう!
次に基材はどうしよう。ピートモスや燻炭が基材に使えるって聞いたことあるな。米糠は分解スピードは速まるけど虫が寄ってきそうだからあんまり使いたくないな…。
などど頭の中で考えること1か月くらい…。ようやく実行に移しました。
まず木製プランターの底の穴にネットを敷いて、基材がこぼれないようにしてからピートモスともみ殻燻炭を入れました。分解者として多様な菌が欲しかったので生ごみたい肥の残りも加えて、水分量が60%くらいになるよう水を混ぜたら準備完了。
さらに、植え込みに放置していたローズマリーの根元に落ちた枯れ葉が溜まって、自然と分解が始まっているようだったので、お掃除も兼ねて集めコンポストに投入しました。
ここにいよいよ雑草を入れます。事前に庭からちょこちょこ引き抜いては、余っていたLFCコンポストバッグに入れて乾燥させておきました。乾かしたほうがカサが減るのと、一応コンポストに入れてから元気にならないようにとの理由です。まあ、日光を遮るので上手く育たないとは思いますが…。
バッグに通気性があるのと、取っ手付きなので持ち歩きながら抜いた雑草を入れて、あとは雨のかからない外に放置すればいい感じで乾燥してました。こんな使い方もできて便利なバッグです♪
基材に穴を掘り、雑草を投入。ちょっと基材と和えて、上から更に基材をかけ蓋をして放置すること3週間くらい…。
中を確認してみるとゆっくりですが分解されていっている感じがします。茎や根は繊維質なのですぐには分解されないでしょうが、葉はボロボロになって基材と混ざって分からなくなっていました。
緩やかではありますが分解は成功しているようなので、このまま草や落ち葉を随時入れながら暫く様子を観察していきたいと思います。やっぱりコンポストって楽しい♪
【追記】2023年にやり方を改良してみました!よろしければ続編もお読みください。
「落ち葉・雑草コンポストを作ってみた②~改良編~」(https://ibarakinoko.com/post-1013/)
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
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