家庭菜園の近況~2021年 秋から初冬~

2022年6月24日

夏野菜の処理にバタバタと追われつつも、何とか秋分の日までには植え付けを完了した秋冬野菜たち。


気温が上がる夏と比べると成長がゆっくりなものもありますが、秋からあまりゆっくり菜園の世話ができなくなったので、そのくらいでちょうどいいなと感じております。今回はそんな彼らの状況を報告したいと思います。

まずは大根。今回は「おでん大根」という品種です。根が太くて短いタイプのもの。

初めて栽培にチャレンジしました。種から育てるのですが、けっこう成長スピードが速いのですね。芽が出たらどんどん葉が生えてくるので、タイミングを見て間引き。間引き菜はサラダで頂きました。

そして根の方は、収穫のタイミングを逃すと「す」が入り美味しくなくなるとのことから、収穫の時期を見計らってマメに観察していました。あまり太さが出ないうちに土から10cmくらい出てきてしまったので、思い切って1本試しに抜いてみることに。

予想より長さがありました。初めて大根を収穫しましたが、土からすぽっと引き抜く時の感触がいいです。
「おでん大根」は味が染み込みやすそうなので、子供が好きなふろふき大根にして頂きました。葉もお味噌汁に。家族からは美味しいと言って貰えました♪

次に人参。こちらも初めての栽培です。大根のコンパニオンプランツとして同じプランターに植えました。


大根の葉がすぐに大きくなったので、あまり人参に日が当たってない気がするのですが、隙間に葉を伸ばして頑張って日光浴していました。大根を先に収穫し終えたので、今後はたくさん日を浴びて大きくなってほしいところです。

大根とのプランターに撒ききれなかった人参の種を、余っていた浅めのプランターに撒きました。

こちらは根を育てるというより、ある程度葉が育ったら葉を食べる用です。人参の葉をかき揚げにするととても美味しいので、我が家ではむしろ葉の方が人気があります。

次はビーツ。
こちらも初めての栽培、って今回ご紹介するものは全て初めてのものばかりだった!と今さら気が付きました。ビーツは好きなので、見つけた時には即買いするのですが、遂に栽培にも挑戦!!

芽が出て本葉が生えだした後、しばらくは株が横に倒れていてなかなか大きくならないなと思っていたのですが、株元に土寄せして起こすようにしたら元気に育ち始めました。

まだまだ根が育っていないので時間が掛かりそうですが、自作のビーツを食べるのが楽しみです♪

間引き菜も美味しく頂けるのが、自家栽培のいいところ。

そして最後はブロッコリー。

写真を撮った後に最初の蕾ができ始めました。こちらも時間はかかりますが、ゆっくり観察できる楽しみがあります。

以前の記事にも書きましたが、私は堆肥もコンポストを使って生ごみから自作しています。
(→「コンポストで生ごみを減らしてみる①~はじめの一歩編~」https://ibarakinoko.com/post-42/

自作の野菜を食べて、また土に還して野菜を育てるというサイクルが、小さいながらも庭先でできるようになってきました。自分で堆肥を作ると自然が土を作る凄さを感じ、野菜を育ててみると売られている野菜が簡単には育たないことが分かります。

日本は食料自給率が低く、食料を自力で手に入れる術に鈍感になっている人が多いけれど、ベランダに小さな植木鉢を置いてベビーリーフを植えてみるだけでも、食への向き合い方が変わるきっかけになるかもしれない。そんなことを思いました。

とはいえ、そんな大掛かりなこと考えなくても、家庭菜園は単純に楽しいです♪
手間は掛かりますが、育っていく植物をみているとその生命力に力と癒しを貰えます。

あまり身構えずにぜひ家庭菜園にチャレンジしてみてください!

最後までお読みいただきありがとうございます。